新型コロナがなければ「1590万人」生きていた、平均寿命が30年ぶりに短く | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)
新型コロナウイルス感染症のために、2019年から2021年の間に世界の平均寿命(ゼロ歳時の平均余命)が短くなっていたことが最新の研究でわかった。The Lancetに掲載された研究は、Global Burden of Diseaseによる研…
研究チームは、2020年と2021年にパンデミックがなければ生きていたはずの人々が全世界で1590万人死亡したと推計した。そのうち590万人が2020年に、1000万人弱が2021年に死亡した。
しかし、パンデミックが世界中で同じように死亡率に影響を与えたわけではない。80の国々で、パンデミック期間中に死亡率が年間10万人あたり150人を超えた年があり、中でも2020年のペルー(10万人当たり413人)と2021年のブルガリア(同697.5人)が特に高かった。