5月11日付けで学術誌「GeroScience」に発表された研究によると、PCR検査で最初に陽性と判定されてから14日後以降にもウイルスの遺伝物質であるRNAが残っていた場合は、そうでない例と比べて、症状がより重くなる、せん妄を経験する、入院が長期化するといった傾向がみられ、また死亡のリスクも高まるという。
患者の42%で、最初の陽性判定から14日以上にわたってPCR検査で陽性が続いていたことだった。さらにそのうちの12%が90日以上たってもまだ陽性となっていた。陽性の最長記録は269日後だった。