米国成人の1.3%が慢性疲労症候群に罹患|CareNet.com
米国立保健統計センター(NCHS)によるデータ分析から、米国では2021〜2022年に成人の1.3%が筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)に罹患していることが示された。詳細は、「NCHS Data Brief」12月号に発表された。 ME/CFSは、年齢や性別、人種/民族にかかわりなく生じる、複雑で多系統に影響が及ぶ疾患。通常、休息によっても改善されない重度の疲労が6カ月以上続くほか、患者の多くは、運動や仕事などの活動後に悪化す…
米ベイトマン・ホーン・センターの専門医であるBrayden Yellman氏は、「われわれは、long COVIDとME/CFSを同じ疾患と見なしている。ただ、long COVIDは、ME/CFSよりも医師に受け入れられているため、診断されるのも早い」と話す。