- Bart SM, Smith TC, Guagliardo SA, et al. Effect of Predeparture Testing on Postarrival SARS–CoV-2–Positive Test Results Among International Travelers — CDC Traveler-Based Genomic Surveillance Program, Four U.S. Airports, March–September 2022. MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2023;72:206–209. doi: http://dx.doi.org/10.15585/mmwr.mm7208a2 https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/72/wr/mm7208a2.htm
フライトのプールサイズ、出発国、収集空港におけるCOVID-19の発生率について統計的調整を行った後、多変量モデルの結果、3月20日から6月11日に収集されたサンプルプールは、出発前の評価が任意だったときに収集されたものと比較して、SARS–CoV-2陽性となる確率が52%低いことが明らかになった。
結論
本研究の結果、到着後のCOVID-19検査結果は、出国前のCOVID-19検査が義務化された場合は、検査が任意とされた後の12週間の期間に比べ、陽性となる確率がかなり低いことが示された。観察された実際の旅行者情報によると、これらの結果は、旅行に関するSARS–CoV-2感染を低下させる手法として、出国前検査の有効性を確認するものであった。