イングランドの若年者におけるCOVID-19ワクチン接種後またはSARS-CoV-2検査陽性後の死亡リスク

  • Nafilyan, V., Bermingham, C. R., Ward, I. L., Morgan, J., Zaccardi, F., Khunti, K., Stanborough, J., Banerjee, A., & Doidge, J. C. (2023). Risk of death following COVID-19 vaccination or positive SARS-CoV-2 test in young people in England. Nature Communications, 14(1), 1541. https://doi.org/10.1038/s41467-023-36494-0

イギリスの若者 (12-29 歳) を対象に、コロナワクチン接種と陽性歴が心臓病や死亡リスクに与える影響を調査した研究が行われた。

その結果、ワクチン接種後 12 週以内に心臓病や死亡リスクが有意に上昇することはなかった。ただし、 mRNA 以外のワクチンを初回接種した女性では、心臓病による死亡リスクの上昇が見られた。

一方、コロナ陽性になった人は、ワクチン接種歴の有無にかかわらず、心臓病や死亡リスクの上昇がみられた。